手も足も・・・。

PHOTO1997年9月6日(土)カシマサッカースタジアム 15:30 KICK OFF

試合結果

試合経過

'97 J.LEAGUE 2nd STAGE
鹿島アントラーズ VS  ヴェルデイ川崎
5 
- 0

得点者

Antlers

Verdy

マジーニョ(3分)
マジーニョ(38分)
黒崎(52分)
黒崎(70分)
増田(88分)

 

試合前

いつもよりアウエーサポーターの姿が多いのが嬉しいようで、選手たちがアップの合間にかわるがわるスタンドを見に来ていました。おいおい、ブービー!飲んだデカビタの瓶は、そんなとこに置いたままじゃあなくてちゃんと捨てなきゃ!結局、試合後まで、スタジアム下のヴェルディ側のところに置きっぱなしになってました…。

前 半

開始早々のマジーニョのゴール。KICK OFFからあれよあれよと気がついたらゴールに入っていたって感じでした。その後にアルジェウと智ちゃんが言い合い(話し合い?)をしていたので、ポジショニングとうの整合がとれていないまま試合に臨んだのでしょうか。結局、アルジェウは攻撃参加するために上がることにしたようです。
特にヴェルディの左サイドを柳沢につかれてました。この試合での山田は、スピードある攻撃こそあったものの、守備の面では、柳沢のフェイントに振り切られて、センタリングを上げられるケースが多く、結構、このスペースを使われてました。

〈前半フォーメーション〉

[交代]なし
[警告]4分 石川
    17分 アルジェウ

ハーフ
タイム

サイドネタを2つばかり。
●鹿島スタジアムの売店で売っているものに、けんちん汁(豚汁かな?)がありました。結構おいしそうで、売れてましたよ。また、売店で売っている人たちも、地元のおいちゃん、おばちゃんっていう感じの人が多くて、アットホームな感じがありましたね。
●ハーフタイム中にビスのインタビューが流れました。
「私たちアントラーズは必ず勝ちます」というような内容がありました。気持ち的には吹っ切れているのですが、「私たちアントラーズは…」のフレーズには、ちょっと複雑な気持ちにはなってしまった…。それにしても、ハーフタイム中での声だけによるインタビュー放送は慣れてないせいか、ちょっと違和感あったなぁ〜。(カシマにはスクリーンが無いので・・・)

後 半

山田に代えてブービーが入りましたが、守備が安定するとも思えず、相変わらずきーちゃんが前へ後ろへ必死のカバーリングでした。後半はゾノもかなり守備をがんばっていたようです。
玄くんの投入も結局得点にはつながらず、完封・・・。

〈後半フォーメーション〉

[交代]45分 山田→渡辺
    57分 菅原→玄
[警告]なし

試合後

ゴール裏に挨拶に来る選手たちの顔・顔・・・。特にきーちゃんのなんとも言い難い表情が見ていて胸が痛かったです。

感 想

SHARRA開始早々の失点で勝敗が決まってしまったような気すらします。ポジショニングやマークの確認ができていないようで、「あ〜危ない・・・」と思っているそばから点を入れられてしまう。いい攻撃の形は何度も作ってはいましたが、得点にはならず。康さん、きーちゃん、智くんが守備のほころびを必死にカバーしていましたが、閉じるには糸が短すぎたようです。初めてカシマに見に来たのに、疲れが倍増してしまいました・・・。(ヤスさんも出なかったし・・・)

MIEBOOアウェイでの大量失点試合が、このところ続いています。確かに、守備力が低下していることは歴然なんですけど、ここまであれよ、あれよという間に点をとられるとは…。ただ、やっぱり、ラモスが入ったことによる守備面での負担は結構大きいと思いました(正直な印象です)。攻撃は10人でやってても、守備は9人でやってるという感じがして…。また、攻撃面でも点をとるのは誰なの?状態で、とりあえずパスは回るもののFWがいないような気がしました。目の前で挨拶していたき〜ちゃんの、何とも言えない表情が胸に残りました。

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